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エルグランデ(El Grande)
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ゲーム名エルグランデ(El Grande)
作者Wolfgang Kramer&Richard Ulrich
人数2-5
時間90-120分
大賞1996年年間ゲーム大賞受賞
スキル陣取り 読み合い
モチーフ中世スペインの領土争い
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ゲーム紹介

陣取りゲームの歴史的名作にして、いまなお色褪せないドイツゲームの代表格。
重厚で風格のあるデザイン、練りこまれたゲームシステムはまさに傑作。
「各エリアに騎士を配置し、その数が一番多いプレイヤーが得点を得る」というシンプルなものを根幹に据えながら、
毎回変わるドラマチックなゲーム展開、悩みどころを適度に絞ってくれる各種の要素、秘密ディスクによって生まれるドキドキ感と盛り上がり。
驚くほどの充実感が詰まった、これぞドイツボードゲーム。ぜひ一度はプレイしてみて欲しい。

・2~5人まで、どの人数でプレイしても面白い。
・弱点として、日本語版が発売されていない。(日本語版説明書や、カードテキスト訳はWeb上の各所で配布されている)
 テキストは多めなので、できれば和訳シールなどで日本語化しておきたいところ。
・拡張の「王と参謀(King&Intrigue)」は入手がやや難しいが、より戦略性を高めた良拡張として人気がある。
・状況が変わるごとに思考が必要になるので、プレイ時間は長くなりがち。

ゲームルール

10箇所に分けられた各エリアに自分の騎士コマを送り込む。
"得点計算"が行われるごとに、指定されたエリア内の騎士の数を比べ、その数が多い順に勝利点がもらえる。
全9ラウンド中、3回行われる全エリア一斉得点計算と、プレイヤーによって随時行われる局所的な得点計算によって勝利点を稼ぎ、
最終的に最も点数が高かったプレイヤーが勝利。

ポイント
・パワーカードとアクションカード
 まずパワーカードについて。
 プレイヤーはゲーム開始時に1~13の数字が書かれた13枚のパワーカードをもち、毎ラウンド1枚ずつ使用する。
 数字が大きいものを使うほどそのラウンドでの自由度や影響力が高まるが、逆に次以降のラウンドでは不利になりやすい。
 一方、アクションカードは毎ラウンド開始前に場に5枚オープンされる特殊効果カードで、
 このラウンドで出したパワーカードの数字が大きいプレイヤーから順にとっていく。
 特殊効果は状況が噛み合えば非常に強力なので、時には無理をしてでも先に手に入れなければならない。
 この2種類のカードの存在が、戦略と計画性、ジレンマを生んでいる。

・国王
 国王コマはボード上にたった1つだけ存在する黒いこけし。必ずどこかのエリア内にいる。
 特定のアクションカードによって毎ラウンド移動されるが、その居場所によってプレイヤーに様々な制約を課す。
 ゲームの焦点を絞る役割ともいえる、重要なコマ。

・城と秘密ディスク
 ボードの隅に置かれた巨大な黒いタワーが「城」。
 ここも他のエリア同様に得点計算が行われるが、得点計算の時以外、中に誰の騎士コマがいくつ入っているか見ることができない。
 さらに、城の得点計算後、城内にいた騎士コマは全員一斉に他のエリアに大移動を行うのである!
 移動先は各プレイヤーが「秘密ディスク」によってこっそり決め、一斉にオープンして決める。
 うまく移動できれば騎士コマの数を逆転して得点を増やせるし、逆にだれかとカブってしまったら目も当てられない。
 このゲーム最大のドキドキの瞬間で、非常に盛り上がる。

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